箱根駅伝では過去2校(中大、日体大)しかない「5連覇」と、初の「2度目」の大学駅伝三冠がかかった箱根駅伝2019に向け盤石の体制が整った青山学院大学。
強みの選手層の厚さはこれまででも最高レベルにあると監督もみています。全ての区間で区間賞が狙える状態まで仕上げてきているでしょう。
それでは、箱根駅伝2019に11年連続24回目の出場となる青山学院大の主力メンバーや予想オーダー、そして注目選手・区間などを詳しく見ていきます。
各メンバーのプロフィールや戦力分析、ベストタイムなども掲載していますので観戦の際に是非参考にしてみて下さい。
青山学院大学主力メンバーはこちらの10人
主力メンバーのプロフィールを学年順にご紹介します。
小野田勇次(おのだ ゆうじ) 4年(1996年9月3日生)
山下りのスペシャリスト。前回大会では区間記録にあと2秒と迫る58分3秒で自身初の区間賞。4年連続の6区は確実、区間新記録に期待がかかる。
安定感 :★★★★
スピード:★★★★★
スタミナ:★★★★★
自己ベスト:5000m→13分46秒93、 10000m→28分57秒30
①出身地・出身校:愛知県・高師台中→豊川高
②身長・体重:171cm・52kg
③血液型:A型
梶谷瑠弥(かじたに りゅうや) 4年(1996年7月15日生)
好調だった今季春は3月の日本学生ハーフを制覇。4月には世界大学クロカンに出場。秋には全日本で8区3位と好走した。
安定感 :★★★★
スピード:★★★★★
スタミナ:★★★★★
自己ベスト:5000m→13分55秒69、 10000m→29分39秒07
①出身地・出身校:栃木県・日光今市中→白鴎大足利高
②身長・体重:162cm・49kg
③血液型:A型
橋詰大慧(はしづめ たいせい) 4年(1997年3月21日生)
今季は7月に5000mで13分37秒75の青山学院大記録を樹立。出雲駅伝では1区で区間賞を獲得、11月には10000mで自己新を出すなど勢いに乗る。
安定感 :★★★★
スピード:★★★★★
スタミナ:★★★★★
自己ベスト:5000m→13分37秒75、 10000m→28分28秒08
①出身地・出身校:和歌山県・海南下津二中→和歌山北高
②身長・体重:175cm・57kg
③血液型:B型
林奎介(はやし けいすけ) 4年(1996年12月24日生)
初出場だった前回大会は7区で区間新をマークしMVPも獲得。熊日30kmは1時間29分47秒で優勝。全日本4区2位も記録。
安定感 :★★★★
スピード:★★★★★
スタミナ:★★★★★
自己ベスト:5000m→13分57秒41、 10000m→28分40秒11
①出身地・出身校:千葉県・柏豊四季中→柏日体高
②身長・体重:175cm・60kg
③血液型:O型
森田歩希(もりた ほまれ) 4年(1996年6月29日生) ※主将
駅伝で抜群の安定感を誇る青学のエース。前回は2位で区間賞を獲得。今季は出雲3位、全日本7位で共に日本人トップの2位に入る。
安定感 :★★★★
スピード:★★★★★
スタミナ:★★★★★
自己ベスト:5000m→13分54秒18、 10000m→28分44秒62
①出身地・出身校:茨城県・御所ケ丘中→竜ケ崎一高
②身長・体重:169cm・53kg
③血液型:O型
鈴木塁人(すずき たかと) 3年(1997年7月23日生)
2年時にはユニバーシアードに出場。今季は関東インカレ2部10000mで日本人トップの4位を記録。出雲駅伝は2区で区間賞を獲得した。
安定感 :★★★★
スピード:★★★★★
スタミナ:★★★★★
自己ベスト:5000m→13分53秒20、 10000m→28分31秒66
①出身地・出身校:千葉県・柏西原中→流通経済大附高
②身長・体重:174cm・59kg
③血液型:O型
竹石尚人(たけいし なおと) 3年(1997年7月1日生)
前回は5区を務めレース中にけいれんを起こしながらも区間5位に入る。今回は区間賞候補のひとり。出雲駅伝は6区2位に入る。
安定感 :★★★★
スピード:★★★★
スタミナ:★★★★
自己ベスト:5000m→14分05秒40、 10000m→29分22秒79
①出身地・出身校:大分県・南山田中→鶴崎工高
②身長・体重:174cm・55kg
③血液型:B型
吉田ゆう也(”ゆう”はしめすへんに右(よしだ ゆうや) 3年(1997年4月23日生)
今季は5000mで自己記録を4度も更新。日本インカレ10000mで日本人トップの3位、三大駅伝初出場の全日本駅伝5区で区間賞を獲得するなど成長著しい。
安定感 :★★★
スピード:★★★★
スタミナ:★★★★
自己ベスト:5000m→14分07秒73、 10000m→29分17秒48
①出身地・出身校:埼玉県・東松山東中→東濃大三高
②身長・体重:164cm・48kg
③血液型:AB型
岩見秀哉(いわみ しゅうや) 2年(1999年3月24日生)
秋から調子を上げ、トラックで自己新を記録。11月の世田谷ハーフでは、1時間3分13秒と自己記録を更新して2位に入る。
安定感 :★★★★
スピード:★★★★★
スタミナ:★★★★★
自己ベスト:5000m→14分03秒09、 10000m→28分49秒13
①出身地・出身校:兵庫県・市川鶴居中→須磨学園高
②身長・体重:169cm・52kg
③血液型:B型
田圭太(よしだ けいた) 2年(1998年8月31日生)
日本インカレ5000mで日本人トップの3位。2年目で三大駅伝にデビュー、出雲4区、全日本6区でともに区間賞を獲得。
安定感 :★★★★
スピード:★★★★★
スタミナ:★★★
自己ベスト:5000m→13分50秒67、 10000m→28分27秒40
①出身地・出身校:広島県・東広島高屋中→世羅高
②身長・体重:172cm・51kg
③血液型:A型
なお、監督はおなじみの原晋監督です。
予想される往路・復路オーダーはこちら
それでは箱根駅伝2019青山学院大の気になる往路・復路予想メンバーを見ていきましょう。
【往路】
1区:田圭太(2年)
2区:森田歩希(4年)※主将
3区:橋詰大慧(4年)
4区:梶谷瑠哉(4年)
5区:竹石尚人(3年)
【復路】
6区:小野田勇次(4年)
7区:林奎介(4年)
8区:鈴木塁人(3年)
9区:吉田ゆう也(3年) ”ゆう”はしめすへんに右
10区:岩見秀哉(2年)
青山学院大学の箱根駅伝2019注目選手と区間
青山学院大の箱根駅伝2019注目選手はふたり。
ひとり目はチーム主将にしてエースでもある森田歩希選手(4年)です。
全日本大学駅伝での7区は見事な逆転の走りで優勝への原動力となりました。
出雲でも3区で出場し日本人トップの2位となっています。記録も申し分なし。
箱根駅伝2019では前回同様大事な2区を任されると予想されます。
もうひとりの注目選手は、田圭太選手(2年)です。
高校時代から5000m13分50秒という記録を持ちスーパールーキーと期待されましたが昨季は怪我に悩まされ本来の力が発揮出来ず終わってしまいました。
しかし今季は出雲で三大駅伝初出場ながら区間賞。続く全日本駅伝でも区間賞を獲得と、今チームで一番勢いのある選手です。
箱根駅伝2019では1区を任されると予想しています。
田選手、森田選手の走りが予想される1区、2区に大注目ですね!
まとめ
箱根駅伝5連覇と、2度目の大学駅伝三冠を狙う青山学院大学について、箱根駅伝2019の主力メンバーやプロフィール、注目選手などについてお届けしてきました。
大記録へ向けて全く死角のない青山学院大です。
特に1区、2区は注目です。
1月2日の往路の走りを楽しみに待ちましょう。
大会結果など、チームの最新情報が入りましたら随時更新していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!