2019年5月17日、J1第12節の浦和レッズ対湘南ベルマーレ戦で世紀の大誤審があったと話題です。
主審を務めた山本雄大主審の過去の誤審はあるのか、また、この試合の大誤審に海外はどう反応しているのか、調べてみました。
山本雄大主審のプロフィール・経歴
山本雄大主審のプロフィールや経歴をご紹介します。
名前:山本雄大(やまもとゆうだい)
生年月日:1983年3月4
出身地:京都府木津川市
高校:京都府立城陽高等学校
職歴:自衛隊
職業:プロフェッショナルレフェリー、国際主審
【主な経歴】
京都府立城陽高等学校時代に国体に出場、高校卒業後は自衛隊に入隊しました。
自衛隊脱隊後、2007年にJFAレフェリーカレッジへ4期生として入学します。
同カレッジでは、通常2年目に1級昇格審査を受けますが、実力が認められ1年目での受験となり、合格しました。
2008年には第10回日本フットボールリーグ優秀レフェリー賞を受賞しています。
2009年よりJ2主審として登録され、2010年J1主審に昇格、当時はJ1で主審を務める者の中では最年少だったそうです。
2011年1月より国際サッカー連盟 (FIFA) の国際主審として登録され、2014年1月13日に国立競技場で行われた第92回全国高等学校サッカー選手権大会決勝では主審を務めた経験もあります。2015年よりプロフェッショナルレフェリーに登録されています。
国際経験もある山本雄大主審ですが、まさかの大誤審をしてしまいます。続いて2019年5月17日に発生した世紀の大誤審についてお伝えします。
山本雄大主審「世紀の」大誤審!
2019年5月17日、埼玉で行われたJ1第12節、浦和レッズ対湘南ベルマーレ戦で大誤審がありました。
試合の前半、2点を先取した浦和を追う湘南は、31分にペナルティエリア手前から杉岡大暉選手が左足でシュートを放ちます。
鋭いシュートは右ポストに当たりゴール、明らかにネットを揺らしましたが、弾みで飛び出してしまったボールを見た主審はノーゴールの宣告。当然湘南陣営は審判団に猛抗議をしましたが判定は覆らずそのまま試合は進行します。
その問題となったゴールシーンがこちらです。
今日は埼スタ行けず
やっとDAZN前に辿り着いたら浦和vs湘南で伝説級の誤審が炸裂してた
これで湘南ノーゴール pic.twitter.com/eeIL2FHnoQ— UG (@soccerugfilez) 2019年5月17日
明らかに、画面で見ると手前のゴールネットを揺らしています。「世紀の大誤審」と言われても仕方がないかもしれません。
試合はこのまま浦和2-0で折り返します。
と、普通なら、こんな誤審があれば選手も元気をなくしてしまうと思われがちですが、湘南ベルマーレはなんと後半3点を奪い、劇的すぎる逆転勝利を収めました。
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なんというドラマ‼‼
これぞ湘南スタイル‼‼
\2点ビハインドの逆境はね返し
大逆転勝利を掴んだ‼‼‼🏆明治安田J1第12節
🆚#浦和レッズ×#湘南ベルマーレ
📺見逃し配信はhttps://t.co/u4BaoHt81Qで#金J#フライデーナイトJリーグ@bellmare_staff pic.twitter.com/BAib1CaWzE— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2019年5月17日
いろんな意味で、世紀に残る試合になるかもしれませんね。
山本雄大主審の過去の誤審は?
2019年J1第12節で世紀の大誤審をしてしまった山本雄大主審ですが、過去に誤審はなかったのでしょうか。
調べたところ、2年前の2017年7月に明らかな誤審をしているという情報がありました。
よく見ろ山本雄大。これがPKか?当たってないぞ?さらにダイバー吉田豊が飛び始めたの明らかに外だぞ? #frontale pic.twitter.com/b1iKxa44Nf
— うらけん (@uraken0710) 2017年7月8日
2017シーズン、サガン鳥栖対川崎フロンターレ戦でのプレーです。
このプレーで反則をとられ、PKとなってしまったのですが、そもそも接触していない、そしてペナルティエリア外でのプレー、というダブルの誤審でした。
このほか、2016年のガンバ大阪対川崎フロンターレ戦、2015年フジゼロックススーパーカップでは3つの誤審など、数々の誤審騒動を起こしてきたようでした。
国際審判とのことですから、海外での反応も気になるところです。
世紀の大誤審に海外の反応は?
さて、この山本雄大主審の浦和対湘南戦で見せた大誤審に対して、海外メディアはどのような反応示しているのでしょうか。
国際審判資格もある山本雄大主審ですから、評価も厳しいことが予想されます。
試合中や試合後には早速海外でも反応があったようです。
【スペイン】
「信じられない!!ボールがゴールに入っていないとでも??」
【イングランド】
「はぁ??なんだそのジャッジは?」
「なんて言えばいいんだ?」
【マンUサポーター】
「レフェリーは、守備のチームが失点したことに怒っているとなぜ気づかない?」
「最終的にゴールとされたのか??」
【フランス】
「一体何が起こっているのかわからないよ」
まだ試合が終わったばかりで時差もあり、試合の報道がされていない国もあります。今後反応が出てきましたら随時お伝えしていきたいと思います。
まとめ
2019シーズンJ1第12節の浦和レッズ対湘南ベルマーレ戦で飛び出した世紀の大誤審について、主審を務めた山本雄大国際審判員やその誤審のシーン、誤審に対する海外の反応などをまとめてお伝えしました。
サッカー初心者でもわかってしまうような誤審に批判が相次いでいるようです。
湘南ベルマーレは、この誤審を跳ね返し大逆転勝利をおさめています。歴史に残りそうな試合でしたね!
VAR制度がまだ確立していないJリーグですが、この大誤審がきっかけで制度化が進むかもしれませんね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。